スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恵みの雨

雨季になりました。
雨とは素晴らしい自然の恵み。
雨が降った翌日には、茶いろだった世界が鮮やかな緑に蘇ります。
緑の芽吹きとは、なんときれいなことでしょう。

4月は、夜にパラッと降っていた雨。
5月末の今日、朝から降り続けています。

先週の日曜日まで快晴だったのに
ニュースでも「今年の乾期は長引くでしょう」って言ってたのに
月曜日の夜から降り始めた雨は木曜日の今日もまだ止むことを知りません。DSC05544.jpgすでに半壊の自宅。


パラパラ降ってるかと思ったら、
ドバーッとバケツをひっくり返したような豪雨。
かと思ったらパラパラに戻って…繰り返しです。
おかげで家の近くのスーパーSalmanの入り口に面する通りは川と化しています。
あぁ、20m先は家なのに、遠い。DSC05765.jpg
5分降ったダケでこの状態。歩道まで川になります。
(この後、膝までつかって川を渡りました。意外と深い。)
排水が悪いんぢゃないんです。間に合わない程の急な豪雨なんです。
風なんて吹いたら、台風なんぢゃないかと思うほど。
DSC_0024.jpg
昨日も今日も大学は休講。
明日金曜の授業も休講が決定、火曜日までオヤスミ。
最後の活動ラストスパートで忙しいのに、安静を余儀なくされています。
引越準備でもしようカシラ。


農業国のニカラグァにはなくてはならないこの雨。
しかし、こんな豪雨では種まきも出来ない。
乾期には一滴も降らなかったのに。



いや、それにしても懐かしい。
2年ぶりの豪雨。昨年はあんまり降らなかったからなぁ。
いつ降り出すかわからないスコールには、まいる。
農作業はもちろん、電気なくなるわ、水なくなるわ、交通もストップするわで
急な変更に対応できず、苦しんだ時期もあった。
それなのに、最後の雨季だと思うと愛しくさえ感じてしまう。笑
DSC_0045.jpg
車って案外強いんだ。DSC_0059.jpg

なんでも今回の低気圧は大型らしく、
北のグァテマラ、エルサルバドルにいるこの低気圧は
徐々に南下してるらしい。DSC_0078.jpg
今、降ってる雨もまだまだ低気圧の一部だとか。
隣の市では、橋が落ちたってニュースが流れています。
週末にはこの低気圧の真ん中に。

ぢゃ、今、小雨なのでJovanaママと一緒に食糧確保にスーパーへ行ってきます!!
あぁ、また降り始めた…。
スポンサーサイト

5月5日はこどもの日

以前、日記にも書いたとおり、2月から青少年活動をしています。
JICAには内緒というより、個人的にやってます。

LEONに着任してすぐに出逢ったスペイン人、
自分の夏休みを利用してボランティア活動をしていたモニカとアントニーに
連れて行ってもらった学童保育所。
学校
授業が終わった午後、
小学校と並列してあるこの保育所には、
5歳から15歳までの男女が一緒に放課後の時間を過ごしています。


親の迎えを待つ子ども、
親のいない子ども、親と暮らせない子ども。

この施設はアメリカの援助で建設・運営され、
スペインやスイスから短期でボランティアが来ています。
だから、食事や物は最低限約束されているので、
生活が不自由であるというわけではありません。
しかし、閉ざされたこの施設の中で毎日同じ時間の繰り返し。

チェに出来ることはなんだろう。
新しい世界を知ることは決して悪いことぢゃない。
そう思い、残り半年、大学での仕事をおろそかにしない範囲で
この子たちと触れ合うことにしました。

週2回、15時半~17時半の2時間。
「新しい道具を使わないで」、「カラダを動かして」、
「相手に触れて」、「どんな年齢でも一緒に楽しめる」コト。

もともと、子どもと触れ合うのは好きで、
高校生の頃からキャンプのリーダーやらせてもらっていました。
でも、そういう学部を出たワケではないし、ましてや資格があるワケでもない。
ただ一緒にはしゃげるのが武器。それのみ。

男の子とはサッカー、男の子とサッカー
女の子と工作女の子とは工作やお絵かき。

新しいオモチャを持っていけばいくらでも人気になれる。
でも、やりたいのはそんなことぢゃないよねって同期隊員に学んだ。
大切なのは、信頼関係を作ること。大好きな先生

週2で2時間、半年間という中途半端な時間しか行けないけれど
最近、少しだけ変わったことが見えてきた。
①好奇心旺盛だけど飽きやすい女の子Yally
 時間がかかってもゆっくり自分のペースでみんなと同じ工作をするようになった。
②恥ずかしがり屋で意地っ張りな男の子Jose
 次はいつサッカーする?と質問してくれたり、
 工作したいんだけど、と自分のやりたいこと言うようになった。
 
ただチェと遊ぶのが楽しいだけぢゃなく、
一緒に遊ぶ中で学んで欲しい。
ルール違反や友達を叩くことがダメだということ。
自分で作成する喜び。
友達と一緒に遊ぶから楽しいこと。

こんな内容だと青少年活動隊員に怒られそう。
彼らは毎日、青少年と関わり、彼らの生活・命、将来に関わる活動をしてる。



チェはチェらしく、チェのできることをしよう。
毎日やってる「鬼ごっこ」ぢゃなくて、細くちぎった新聞紙をお尻につけて「しっぽ取り」。
「縄跳び」は跳ぶだけぢゃない、「高飛び」と「リンボーダンス」。

3月3日には「ひな祭り」
ひな祭りみんなで描いた桜の花びら
この顔抜き雛壇はなぜか男子に人気だった気に入ってたのは


5月5日には「鯉のぼり」と「カブト」5月5日に

鯉のぼりトイレットペイパーの芯に折り紙の破片を貼り付けてクリップ付けたらできあがり

鯉のぼり作成のつもりが一人の男の子の意見で「魚釣り」に
魚釣りに夢中夢中です
「見てみて!釣れたよ!」捕ったどーッ


「NARUTO」が大好きな男性陣には「手裏剣」を手裏剣


素直に笑って、ケンカして泣いて、一緒に勉強して、一緒に遊んで。
毎日が必死で。
裕福ぢゃないけど幸せ。
そういうのがひしひしと伝わってくる。
懐かしい。
幸せってなんだろう。


この施設に行けるのもあと数回。
最後は大きなピニャータでも作ろうかな。

島国と大陸

カリブ海に浮かぶ島、ドミニカ共和国。南国
ここでもKTC同期が奮闘しながら生きています。
会いに行ってきました。

クラスが一緒だった崇チャンと班が一緒だった塩チャンが迎えに来てくれた。
1年半ぶりの再会。
仕事終わりに首都まで駆けつけてくれた惠理つぃん。
20-1同期
「ここにいても普通だね。」「懐かしいはずなのに…。」
いつも一緒にいたような不思議な感覚に包まれた私たち。
その夜は、懐かしいKTCの思い出、この中米という国々の文化、さらには将来の話で盛り上がりました。

同じ農業系隊員のはっしぃとグチオにも会えた。ラ・ベガ

職場にオジャマして、学校
観光地もアテンドしてもらって、デスクトップ
大満足の旅でした。
エンパナーダ


ニカラグァとは全く違う文化を持つ国。絵
島国と地続きの国の違いを感じた。良さも悪さも。
そして、日本も島国だとういうことを理解した。
「島」とは自動的に閉鎖的である。
だから、他国との貿易を調節しながら発展が出来たし、独自の文化も守られている。
「地続き」とは開放的である。
否応なく他国のペースに影響される。
そのおかげで発展もしたが、守れなかったものもある。
ニカラグァに住んだから、ドミニカ共和国を訪れたから学べたこと。
どれかひとつでも欠けとったら、学べなかったもの。
止まれ

こんな青い海に囲まれちゃったら、
そりゃ海賊達も楽しい旅だったんだろうな。水着が小さいのか

原爆展enLEON

4月23日(金)13:00~17:00
  24日(土) 9:00~12:00
隊員20名の協力によって開催されたイベント
「原爆展enLEON」宣伝

昨年8月、中間報告会をきっかけに
広島・長崎出身の同期4人で企画したこのイベント。
11月にはMatagalpaで
3月にはEsteliで開催してきました。
そして、4月。ついに今回はチェの任地LEONでの開催です。

広島県出身だと自己紹介するたびに
「おぉ!知ってるぞ!原爆投下された広島だろ?」
「植物や人間は生きているのか?」
「原爆の被害はどうだったんだ?」
と原爆について質問されてきました。
ニカラグァでは、中学の歴史の時間にHiroshima・Nagasakiを習います。
広島を知ってくれている喜びと同時に、
その後や現状を知らないこと、
それを自分がうまく解説できないことに悲しさを覚えました。
そして、「正しい知識を得てもらい、一緒に平和を願ってもらいたい」という意識も芽生え、
思いついたのが、この原爆展です。

原爆展は5つのブースから構成されています。
1.「日本について知ろう」日本紹介コーナー
2.「原爆について学ぼう」パネルコーナー
3.「意見を交換しよう」座談コーナー
4.「映像でもっとイメージを膨らませよう」ビデオコーナー
5.「平和を願おう」折り鶴作成コーナー

それでは、「どうぞ中へお入り下さい」。Entrada.jpg


日本紹介コーナーでは、
世界地図、日本風景のポスター、日本料理例、はっぴ等を展示しています。
日本

協力隊員の存在も紹介。JICAって何?
興味津々みんな興味津々。

日本大使館が貸与してくれるパネル30枚には
写真とスペイン語の説明がついています。
パネル

みなさん熱心。パネル2
パネル3

こちらは、今回新しく加わった手作りパネル。31枚目
「平和を愛そう。戦争はいらない。」
PON.jpg
伝えたいのは、「ひとりひとりの想いが世界の平和をつくるんだ」ということ。


座談コーナーでは、4人の隊員が
「原爆がもしこの土地に落とされたら」
「広島と長崎は今」
という内容を中心に20分前後の意見交換を行います。
Charla.jpg

改良されて進化していったこのコーナー。MASA.jpg
もし…
毎回、多くの質問・意見をいただきました。質疑応答
「敵だった国を恨んでないのか」
「完全降伏だったのは本当か」
「ニカラグァでも30年前まで内戦でボロボロだったんだ」


広島県が寄与してくれたDVDには、
当時を語る原爆経験者、平和を願う歌を合唱する小学生の映像が
スペイン語で紹介されます。
ビデオ


最後に、平和を願うために折り鶴を折りましょう。折り鶴
来場者が折ってくれた折り鶴は広島・長崎へ寄贈します。PAZ.jpg
今日、祈った平和への思いが、自分の折った鶴が、
地球の裏側、日本へ届きます。

2日間の開催で来場者は350人以上。
原爆について知り、語りたがっていたおじさんも、
Hiroshima・Nagasakiなら知っているといっていたおばさんも
大学の先生に勧められて授業の一環として勉強しにきた学生も、
新しい知識と座談会と折り鶴に大満足してくれました。


この原爆展開催の目的がもうひとつありました。
それは、他県出身隊員にもHiroshima・Nagasakiを知ってもらうことです。
他県出身者には、
広島・長崎出身者なら当たり前の平和教育も、
パネルの写真や情報も、全部が新しかったようです。
原爆展1回目から「知らなかった」「勉強になった」
「次回、開催する前に勉強したい」という声がありました。


この原爆展を開催するに至るまでに
主催者4人で何度も話し合いをして、
沖縄出身隊員、平和教育に詳しい隊員にも話を聞き、
広島・長崎を見つめ、原爆について勉強することができました。
そして、小学校・中学校で行われてきた平和教育の意味も分かった気がします。
あの頃は、まだ幼くて分からなかったけれど、「平和を学び、
大きくなった今、「平和を伝える」。


いつもの明るくて楽しい日本紹介とは違って、
悲しくて難しい内容だけれど、
勉強できて、開催できてよかった。


宣伝活動では、
多くの大学教授に授業の時間をもらい、
Pulperiaのおばちゃんには広告配りに協力してもらい、
コピー会社には何十枚もコピー・カットしてもらいました。



1年で一番暑い時期、準備にバテバテでした。
初めてのイベント主催。無事、大成功に終わりました。
振り返ってみると、話し合いも準備も楽しかった。原爆展Leon
今回もまた、ニカラグァ人の温かさ、日本人の信頼の厚さを感じました。ありがとう。
プロフィール

森高千恵

Author:森高千恵
2008年3月,東京農業大学生物産業学部卒業.
20年度1次隊,土壌肥料.
ニカラグァ国立大学であるUNANの化学科研究所にて土壌・堆肥・作物体の分析補助.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。